■週明け月曜日28日の為替戦略


先週の金曜日は、23時にアメリカのFRB議長の発言と28時にドラギ総裁の発言がありました。

0時頃までにドル円は一旦下落をしましたが、大した安値の更新もなく、下げ止まった形。

結局、25日の記事に書いた通り、取引をせずに終わりました。




さて、週明けからについてなのですが、先週、週末なのにも拘わらず、大きな安値を割り込むことなく引けるということは、それほど"弱くない"のかな?という印象を受けました。


かといって上値は、アメリカの財政不安もあるため、安心できる結果が出るまで厳しいという見方が継続します。


ということは、どちらか一方に大きく動いて行く相場展開には、恐らくならないだろう、というのがさるるの見立てです。
ただ、週末の雇用統計の予想や結果によっては、安値突破もあるかもしれませんので、警戒感を持っておくといいかと思われます。

そういう環境認識のもと、手法を選択します。



はずれた場合のロスカットは50PIPsほど。

損切利幅は大きめなので、1回ロスカット喰らったらそのままトレードを止めます。


そこから、再び相場を観察して、環境分析をし直す作業です。


ただ、北朝鮮が短距離ミサイルを撃ったのと、日銀総裁が緩和的な政策を続ける必要があるということを言及したため、そこからの新しい材料への展開があるかどうかを注視したいところだと思います。


とはいえ、今の段階ですと、それほど影響はないのではないでしょうか?

北朝鮮のミサイルも、この段階で短距離を日本海に落とすってことは、ちょっとチキンレースにも限界の匂いが出て来ました。

本当にグァムにぶっ放すという気はなさそうにも思えます。あくまでも予想ですが……。

来週の金曜日(9月1日)には、雇用統計の発表を控えていますので、その辺りでは変動に気をつける必要があるかと思われます。