■FXのポジションの建て方~最初試し"で読みが当たれば"増し増し~
分割売買は、リスクを抑えて、リターンを最大限得るための戦法のひとつです。
試し玉から入り、増し玉を積んでいく。
読みが当たっていれば、計画通りに増し玉していき、読みが外れた場合はロスカット。
読みが当たっていれば、計画通りに増し玉していき、読みが外れた場合はロスカット。
常に全力で建て玉を賭けるより、損失が試し玉だけで済むことが多いので、分割売買は覚えておくべき安全策でしょう。
そこで、分割売買の手法の中でも、トレンド目当ての順張りトレードに適した"逆ピラミッティング手法"というものを紹介してみます。
そこで、分割売買の手法の中でも、トレンド目当ての順張りトレードに適した"逆ピラミッティング手法"というものを紹介してみます。
■FXの逆ピラミッティング手法の解説
【逆ピラミッティング手法とは?】
逆ピラミッティングは、小リスク大リターンを狙える分割売買方法です。
ポジションを、最初小さく取りトレンドが継続するにつれて増やしていきます。
相場環境がレンジ→トレンドに変化する"初動"を狙うと効果的です。
相場環境がレンジ→トレンドに変化する"初動"を狙うと効果的です。
画像のようにレンジからトレンドが出る初動の動きを狙うのですが、このパターンは外れることが多いのです。
ですので、レンジを抜ける初動の段階ではポジションを小さくし、トレンドの動きが確定してきたら本格的に買い増しすることで、リスクを抑えておきながら大きなリターンを狙います。
難点は、買い増しした段階で逆行すると結局はやられちゃうということ。
しかし、最初から建て玉を満額張るより、リスクは少ないと思います。
レンジ相場はだましが多いですからね。
そのだましを小さなリスクで乗り切ることができるのは、大きな強みではないでしょうか?
■逆張りの買い増し・売り増し戦略
【逆張りトレードの注意点】
レートの進行方向に対して、逆張り的に仕掛けるのは、はっきり言って難易度の高い手法です。
トレンド順行型の"ポジション増し売買"なら、トレンドが崩れた段階でロスカットをすればいいでしょう。
しかし、為替レートが逆行していく中でポジションを取ると、「そろそろ反転する」という予測の基に売買することになるため、ずるずると決済を引き延ばしてしまう危険があります。
しかし、為替レートが逆行していく中でポジションを取ると、「そろそろ反転する」という予測の基に売買することになるため、ずるずると決済を引き延ばしてしまう危険があります。
特に、無計画ななんぴん買い増し売り増しをしていくと、レートの逆行がさらに進んだ時に取り返しのつかない損失額に膨らんでしまうため、かなり危険です。
反転するのを前提に逆張りをするのですから、その根拠がある分析手法を身に着ける必要があるでしょう。
【ボラテリティ分析による逆張り分割エントリー】
逆張りで買い増し・売りましをやるなら、通貨のボラティリティ(値幅)を基準としたポジション戦略を練るといいです。
例えばドル円ならば、1日の平均的な値動きは50PIPs~100PIPsぐらいでしょう。
動かない時は30PIPsで反転したり値動きが止まります。
このボラティリティの幅を分析して、想定値幅の底・天井付近でポジションを分割で建てていくのです。
分割売買するポジション数は、最初に決めた最大ポジション数を厳守します。
決して勝てそうだからと、予定外の大きなポジションを取ってはいけません。
3つ入ると決めていたのであれば1-1-1と3回に分けて入り、当たれば確実に利食いをし、想定していたボラティリティを超えて動いてしまったらロスカットをします。
コツコツと回数で利益を積み上げていくことになるでしょう。
■最初は試し玉で相場流れを読もう!
相場が動きやすい相場なのか?動きにくい相場なのか?を確認するために、まず最初は最小限のポジションで様子見をします。
1発目のエントリーは1000通貨でも、デモトレードでもかまいません。
とりあえずリスクが究極に少ない額のポジションを建てて、流れを監視してみてください。
「なんか今日は動きにくいな」もしくは「方向感が強いなあ」っという感覚を掴めるようになると思います。
そうすると、動きにくい相場では、反転を期待して逆張り買い増し売り増しを。
動きやすい相場なら、動いた方向にポジションを少しずつ建てていく、こういう手法の使い分けが可能になります。
"まずは試し玉、そして分割エントリーでリスクを分散!"
これで相場に挑んでみるといいでしょう。